TMO構想の策定目的と経緯

1.目的
平成10年度に古川市中心市街地活性化基本計画が策定され、中心市街地に関する基本的な方針や位置及び区域、目標が示され市街地の整備改善や商業活性化のための事業概要、推進体制等整備のガイドラインが明らかにされた。
本構想は古川市中心市街地活性化基本計画において、中小小売商業高度化事業の活用を想定した事業に関する総合的かつ基本的な構想である。
中心市街地の商業集積を一体として捉え、業種構成・店舗配置等のテナンミックス、基盤整備及びソフト事業を総合的に推進し、中心市街地における商業集積の一体的かつ計画的な整備を図ることを目的とする。



2.経緯
本構想の策定にあたっては、地域住民との「住民懇談会」や商店主との「商店街振興組合懇談会」を開催し、TMOの果たすべき役割や事業について意見聴取を行い、古川市中心市街地活性化推進協議会や検討委員会において検討し、さらに具体的な事業計画やTMOの形態等については「TMO設立小委員会」で検討すると共に、商業の活性化や地域住民との合意形成は「商業活性化小委員会」や「合意形成小委員会」で検討を重ね、多くの方々の意見を集約して本構想を策定したものである。